展覧会のご案内
「光 放たれるとき  江里佐代子 截金作品追慕展
会期 2011年4月2日(土)〜4月18日(月)
10時30分〜18時(最終日は17時まで) 無休
会場 和光並木館5階 和光並木ホール(観覧料無料)
出品点数 仏像作品 1点
截金 きりかね 作品 大小合わせて 約80点
主催 株式会社 和光 / 日本経済新聞社
協力 岡田文化財団 パラミタミュージアム
巡回先 パラミタミュージアム(三重県三重郡菰野町大羽根園  主催:岡田文化財団)
 仏像彫刻や仏画に華麗で荘厳な輝きをもたらす截金。その歴史は古く、中国より朝鮮半島を経て6世紀に仏教とともに伝来し、11世紀頃より浄土教や法華経美術に多用され、藤原時代から鎌倉時代にかけて 日本独特の截金として華麗で優雅な仏教美術へと昇華させました。
 江里佐代子は仏像荘厳に打ち込むかたわら、この技術を身近な「 飾筥 かざりばこ 」や「まり香盒」などに用いて一人でも多くの方に截金を知っていただき、復興したいと発願し、精力的に個展や公募展にも出品する中で、截金の秘めた可能性を探究して参りました。
 2002年には重要無形文化財 截金 保持者(人間国宝)に認定され、京都迎賓館の建築装飾や調度品に取り組むなど、創作の幅を大きく拡げてゆきました。
 自身の創作活動にとどまらず、工房内のほか東京藝術大学で截金技法を伝えるなど、後継者育成にも努めました。さらなる技法研究に熱意を燃やし、大英博物館にて截金のデモンストレーションと講演、大英博物館所蔵のサンドイッチガラス(紀元前3世紀)の調査を終えた後、江里佐代子は2007年10月3日フランス・アミアンで急逝しました。
 本展では、パラミタミュージアム所蔵作品に加えて、仏師・江里康慧と佐代子の工房である平安仏所所蔵の截金作品の中から日本伝統工芸展に出品した代表作を含む作品の数々をご覧いただきます。

 截金に新たな生命を吹き込んだ江里佐代子の足跡をご高覧ください。

*会期終了後、4月23日から5月29日の会期で、三重県パラミタミュージアムにて開催されます「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金」でも本展の作品の一部をご覧いただけます。[2011/01/15]
江里康慧作 : 聖観音菩薩立像(2009)
パラミタミュージアム所蔵


截金彩色盒子 截金彩色まり香盒 (2005・2007)


大英博物館 アレキサンダー大王ゆかりのサンドイッチガラス
(B.C.3世紀)の復元制作 共同制作 : 磯谷 晴弘
截金彩色飾筥 「華遊」(1985)


截金彩色飾筥 「絲綢之路」(2007)


截金透塗 硯箱 「水茎(壱) 」(2007)


截金彩色風炉先屏風 「○△□」 (2004)


大英博物館 アレキサンダー大王ゆかりのサンドイッチガラス
(B.C.3世紀)の復元制作 共同制作 : 磯谷 晴弘




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